106 できない理由 2




  先週号で、子供が教科書や参考書の問題が
  できない理由について書きました。


  今の私は、問題の解き方を教えるのではなく、
  単語の定義を聞いていきます。


  そのときに気をつけていることのひとつが、
  ただ単に、意味を知らなかったり、
  間違って理解している単語だけが
  誤解語ではないってことです。


  間違っていなかったとしても、
  充分でない場合があります。




  「エスプレッソ」というコーヒーがあります。

  わたしはこれを

  「濃いコーヒー」

  だと思って
  知ったつもりになっていました。

  まあ、間違ってはいないのですが、充分ではありません。

  注文して飲むだけだったら、それで困ることはないです。


  高圧蒸気をコーヒー粉に通していれた濃いコーヒーが
  「エスプレッソ」なのです。

  少なくとも、そこまで知らないと絶対に自分で
  「エスプレッソ」をいれることはできません。




  趣味で飲むコーヒーだったらまだいいです。



  数学の教科書に出てくる用語や、
  仕事の中での専門分野の用語について、
  このような感じで分かったつもりになっていたとしたら、
  どういうことになるでしょうか?







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